【日清食品ホールディングスと取り組む新規販路開拓PJ立ち上げ支援】日清食品ホールディングス株式会社様
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目次
事業概要
食が足りてこそ世の中が平和になる――弊社グループの事業はそのような想いのもと始まりました。
創業者精神に基づく「EARTH FOOD CREATOR」というビジョンを掲げるとともに世の中のために食を創造することを追求し、日々CreativeでUniqueな仕事に取り組み、Globalな領域で、食を通じて世界の人々にHappyを提供し続けるという4つの思考を大切にしています。
弊社は即席めんだけでなく、さまざまな食に関わる事業を国内外で展開しています。各地域におけるブランド戦略を展開することで成長を続け、世界中を「食」の楽しみや喜びで満たすトップカンパニーを目指しています。
その中で、私が所属する日清食品ホールディングス株式会社 経営管理部は、国内外の事業会社の支援活動を通じて、”日清らしい”企業価値を最大化することを目標としています。
経営管理部目線として、どのような狙いで外部企業との新たな取り組みを検討されたのでしょうか?
日清食品グループ全体で見ても、外部企業に営業業務を委託することは、あまり例のないチャレンジングな取り組みでした。
経営管理部としてグループ各社の事業拡大のために何ができるかを模索する中で、事業会社のリソース不足を解消できないか、という考えが強くなりました。事業会社のほとんどが既存取引企業へのアプローチで手一杯の中、菓子や低温食品分野の新規事業開拓への取り組みには伸びしろがあると感じていました。
これを外部企業に委託することでリソースを拡充し、新規販路開拓のナレッジを効率的に蓄積することで、結果として売上構築の効率化を実現することを目指していました。
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その中で弊社をご選択いただいた背景を教えていただけますでしょうか?
先ほども申し上げた通り、チャレンジングな取り組みだったため、委託先の企業選定には慎重を期しました。
多くの営業支援会社からご提案をいただきましたが、Growth DXさんが優れていた点は、要件定義が明確で的確だった点です。新たな取り組みを始めるにあたり、経営管理部としても納得して選択できた大きなポイントでした。
提案内容に具体性があり、短期的・中期的な新規チャネル開拓への道筋がイメージしやすかったことも評価のポイントです。さらに、食品業界特有の営業手法を理解されており、問屋へのアプローチや業界のセグメントなど、現場目線に立った納得感のある提案をいただけました。これが最終的な決め手となりました。
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新規チャネル開拓をするために、弊社にどのような期待をお持ちだったでしょうか?逆に不安や懸念はございましたか?
現在、取り組みを進めている事業会社にも新規事業の営業を担う部署はありますが、当時は商談機会の創出が課題でした。そのため、外部委託をしても実際に質の高い商談を獲得できるのかどうかが最大の関心事でした。
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弊社の支援を現在も継続させていただいておりますが、実際に依頼されてみていかがでしょうか?
まず、ISのご支援で十分な商談機会を創出していただけただけでなく、プロセス管理を通じて効果測定も並行して行っていただきました。ターゲット業界ごとの定性情報や分析結果をご提供いただいたことで、経営管理部としての工数も大幅に削減できました。
取り組み当初は、ターゲットリストの質について気になる点もありましたが、ディスカッションを重ねて改善していただけたため、大きな問題にはなりませんでした。
商談機会の創出のフェーズでの取り組みは、どの業界にチャンスがあるのかを検証するという狙いもありました。その中で突出してニーズが高い業界を発見できたことも、非常に価値があったと感じています。
その「ニーズが高い業界」の深掘りを検討していたタイミングで、既存事業との営業プロセスや手法の違いに関するご説明と、それに対応するためのご提案をいただき、追加で営業支援のご依頼をする判断が出来ました。
営業支援が始まってからは、良い点しかなかったように思います。コンサルタントである伊藤さんは、今回ターゲットとした業界を開拓するのに必要なノウハウとスキルをお持ちで、提案構成だけでなく、研修や仕組みづくりにまで幅広くご尽力いただいています。弊社グループには蓄積できていなかった高い専門性を持たれており、そういったナレッジをご提供いただける点も大変ありがたいです。
このおかげで、既存事業の営業だけでは修得できない提案手法を学ぶことができ、本来難易度が高いはずの新規事業の立ち上げをスムーズに軌道に乗せることができたと感じています。
スモールスタートながらニーズを確認できる”成功事例”という第一歩を作れたことが非常に大きいです。今回のご支援がなければ、このようなスモールスタートを切ることも難しかったと考えています。
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今回の取り組みの中で、どのような点が新規事業の販路開拓に繋がっていると感じておられますか?
ターゲット業界を細分化していただけたことが大きなポイントでした。今回ターゲットとした業界への営業経験がない中、知り得なかったアプローチ層のセグメントを細分化していただいたことで、我々目線でも結果が出やすく、現実的な目標や進め方を共に定めることができました。
既存事業との提案方法の違いは非常に多くありました。そもそもこのような違いがあること自体、認識していなかったため、これらの情報を得られたことは非常に価値がありました。
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もっと改善してほしかった点や発注してみて驚いた点はありますか?
ホールディングス側、事業会社側、Growth DX側の3社で取り組むプロジェクトだったため、当初は連携やコミュニケーションの取り方に苦戦しました。しかし、週次MTGを中心とした細やかなコミュニケーションにより、その課題はすぐに解消できました。早々にプロジェクトが軌道に乗り、方向性が深まったことで、ホールディングス側の役割についても徐々に縮小していくことができました。
週次MTGの進行を伊藤さんに担当していただいており、この点が大変助かっています。取り組みの現状把握や改善に向けた軌道修正のために、このMTGは不可欠です。本来はホールディングス側で実施すべきものですが、リソース不足で手が回らない部分を補っていただいています。
次のアクションを明確に示していただけるため、事業推進がスムーズです。この週次MTGの実施は、プロジェクトを進める上で大きな貢献ポイントとなっています。
Growth DXさん全体、そして特にコンサルタントの伊藤さんのエネルギッシュな点には驚かされます。他の支援会社との比較は難しいですが、弊社グループのことを深く理解した上で様々な提案をいただけます。積極的かつ真摯に取り組んでいただける姿勢に、非常に好感を持っています。
弊社グループの企業価値向上に向けて、今後も引き続きお力を貸していただければと考えています。
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インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!
ご協力:日清食品ホールディングス株式会社 様
HP:https://www.nissin.com/jp/
本件に関するお問い合わせ先
株式会社Growth DX / Mail : marketing@growth-dx.com