フィージビリティスタディの進め方|事業性検証を成功させる実践ガイド
新規事業を本格的に推進する前に、「この事業は本当に成立するのか?」を客観的に検証する工程がフィージビリティスタディ(FS / 事業性検証)でございます。フィジビリティスタディ(実現可能性調査)とも呼ばれるこのプロセスは、多額の投資を行う前にリスクを洗い出し、意思決定の精度を大幅に高めることができます。
一方で、「どこまで調べればFSが完了したと言えるのか」「どのように結果をまとめて経営層に報告するのか」「FSにかかる期間や費用の目安はどれくらいか」と悩まれる方も多くいらっしゃいます。本記事では、FSの4領域×5ステップの進め方を、具体的な数値例・判定基準表を交えながら解説いたします。
フィージビリティスタディとは何か
フィージビリティスタディ(Feasibility Study)とは、事業・プロジェクトの実現可能性を事前に多角的に検証するプロセスでございます。直訳すると「実現可能性調査」となります。「フィジビリティスタディ」「事業性検証」とも表記されます。
FSの主な目的は以下の3点でございます。
- 意思決定の精度向上:「Go / No Go」の判断を感情ではなくデータに基づいて行う
- リスクの事前把握:想定されるリスクと対策を明文化する
- ステークホルダーへの説明責任:経営層・投資家・社内関係者への説明材料を準備する

FSとPoCの違い
| 概念 | 目的 | タイミング |
| フィージビリティスタディ(FS) | 「事業が成立するか」を机上で検証 | 本格投資の前 |
| PoC(Proof of Concept) | 「解決策が機能するか」を実際に試す | FSでGo判定後 |
FSは主にデスクリサーチ・インタビュー・数値シミュレーションで構成され、実際に製品やサービスを作ることはほとんどありません。PoCはFSの結果を受けて、小規模な実験・試験導入を行うフェーズでございます。
フィージビリティスタディの4領域:何を検証するのか
フィージビリティスタディでは、以下の4つの領域を検証します。

| 領域 | 主な検証内容 | 主な調査手法 |
| ①市場性 | 市場規模・成長性・顧客の課題の深刻度 | 公開データ・顧客インタビュー・アンケート |
| ②競合優位性 | 競合の強み・弱み・自社の差別化ポイント | 競合調査・顧客インタビュー・SWOT分析 |
| ③収益性 | 収益モデル・LTV/CAC・投資回収期間 | 収益シミュレーション・業界ベンチマーク |
| ④実行可能性 | 必要なリソース・体制・規制・技術的ハードル | 社内ヒアリング・法務確認・技術調査 |
4領域はすべて同等に重要でございます。「市場は大きいが自社に実行力がない」「収益モデルが魅力的だが競合優位性がない」などの状況は、FSで発見できれば事前に対処が可能です。
フィージビリティスタディの5ステップ:どのように進めるのか
フィージビリティスタディは以下の5つのステップで進めます。
| ステップ | 内容 | 目安期間 |
| Step1 | 調査設計と仮説の整理 | 1〜2週間 |
| Step2 | 市場性の検証 | 2〜3週間 |
| Step 3 | 競合優位性の検証 | 1〜2週間 |
| Step 4 | 収益性の検証 | 1〜2週間 |
| Step 5 | 実行可能性の検証とFS判定 | 1〜2週間 |
| 合計 | 約2〜3か月 |
▼FS5ステップのガントチャート(2ヶ月プランの例)

ステップ1:調査設計と仮説の整理
なぜ「調査設計」が最重要なのか
FSで最もよくある失敗は、「調べたいことを決めずに調べ始める」ことでございます。結果として膨大な情報が集まるものの、「それで事業をやるべきか否か」の判断ができないという状況に陥ります。
調査設計では、以下の3点を明確にしてください。
- 検証すべき仮説を列挙する:「〇〇の市場は年率10%以上で成長している」「ターゲット顧客はXXXという課題で月●時間ロスしている」など
- 判定基準を事前に決める:「この仮説が正しければGo、正しくなければNo Go」という条件を先に定める
- 調査方法と担当者を割り当てる:誰が何を調べるかを明確にし、情報の収集もれを防ぐ
仮説整理シートの例
| # | 仮説 | 検証方法 | Go 基準 | 担当 | 期限 |
| 1 | 国内のXXX市場は500億円以上ある | 公開レポート・業界団体資料 | 300億円以上 | Aさん | 〇月〇日 |
| 2 | ターゲット顧客はXXXに月10時間以上費やしている | 顧客インタビュー10件 | 8時間以上(7割以上) | Bさん | 〇月〇日 |
| 3 | 競合他社は〇〇の機能を持っていない | 競合製品の調査 | 主要3社が未対応 | Cさん | 〇月〇日 |
ステップ2:市場性の検証
市場規模の算出方法(TAM / SAM / SOM)
TAM(Total Addressable Market):その事業が理論上獲得できる市場全体の規模
SAM(Serviceable Addressable Market):自社のビジネスモデル・リソースで実際にアプローチできる市場規模
SOM(Serviceable Obtainable Market):現実的な条件のもとで今後3〜5年で獲得できる市場規模
計算例(BtoB SaaSツールの場合)
| 階層 | 定義 | 計算方法 | 数値例 |
| TAM | 日本全国の中小企業が抱える経費精算市場 | 中小企業数×経費精算にかかるコスト | 約1,500億円 |
| SAM | 従業員50〜300名・ITツール導入意欲のある企業 | TAM×該当企業比率(約20%) | 約300億円 |
| SOM | 今後3年間でリーチ可能な企業(営業力・認知度を考慮) | SAM×現実的な獲得シェア(5%) | 約15億円 |
市場成長率の調査方法
- 一次情報:顧客インタビュー・アンケート(「来年以降、このカテゴリへの支出を増やしますか?」)
- 二次情報:矢野経済研究所・富士キメラ総研などの業界レポート、経済産業省の統計データ
顧客課題の深刻度調査
市場規模だけでは不十分でございます。ターゲット顧客の課題がどれほど深刻かを定量的に確認する必要があります。インタビューで確認すべき3点を以下に示します。
- 課題の頻度(週何回 / 月何回発生するか)
- 課題による損失(時間・コスト・機会損失の金額換算)
- 課題への緊急度(「今すぐ解決したい」と感じているか)
ステップ3:競合優位性の検証
競合分析の4ステップ
Step 1:競合の定義を広げる
直接競合(同じカテゴリのサービス)だけでなく、間接競合(顧客が今使っている代替手段:Excel・手作業・他部署への委託など)まで含めて定義します。
Step 2:評価軸を設定する
顧客がサービスを選ぶ際に重視する軸を5〜8項目選定します。
Step 3:ポジショニングマップを作成する
最も重要な2軸で競合をマッピングし、自社の差別化ポジションを確認します。

Step 4:顧客インタビューで競合評価を確認する
「なぜ今の解決策を使っているか?」「その解決策で不満に思っていることは?」を直接ターゲット顧客に聞き、競合の弱点を一次情報で確認します(SWOT分析の材料にも活用できます)。
競合比較表の作成例
| 評価軸 | 自社(仮説) | 競合A | 競合B | 競合C |
| 初期費用 | 無料 | 50万円 | 30万円 | 無料 |
| 導入期間 | 1日 | 2か月 | 1か月 | 1週間 |
| Slack連携 | ◎ | × | ○ | × |
| 日本語サポート | ◎ | × | ◎ | 〇 |
| カスタマイズ性 | △ | ◎ | 〇 | △ |
ステップ4:収益性の検証(収益シミュレーション・LTV/CAC)
LTV / CACの計算
収益性の検証において最も重要な指標がLTV(顧客生涯価値)とCAC(顧客獲得コスト)でございます。
LTV(Life Time Value)の計算式
LTV = 月額単価 × 粗利率 ÷ 月次解約率(チャーンレート)
CAC(Customer Acquisition Cost)の計算式
CAC = 営業・マーケティングコストの合計 ÷ 同期間の新規獲得顧客数
LTV/CAC比率の判定基準
| LTV/CAC比率 | 判定 |
| 3以上 | 良好(スケール投資の検討へ) |
| 1~3未満 | 要改善(ユニットエコノミクスが成立していない) |
| 1未満 | 警告(1顧客を獲得するたびに赤字) |
SaaSビジネスの業界標準では、LTV/CAC比率は3以上が健全とされております。

収益シミュレーション(3シナリオ)
収益シミュレーションは、楽観・中立・悲観の3シナリオで作成します。
前提条件の設定例(BtoB SaaSの場合)
| 前提項目 | 楽観 | 中立 | 悲観 |
| 月次新規獲得件数 | 10社 | 5社 | 2社 |
| 月額単価(平均) | 10万円 | 8万円 | 6万円 |
| 月次解約率(チャーンレート) | 1% | 3% | 5% |
| CAC(1社あたり) | 30万円 | 50万円 | 80万円 |
| 粗利率 | 80% | 70% | 60% |
収益シミュレーション結果(12ヶ月目のMRR)
| シナリオ | 12ヶ月目のMRR | 累積獲得顧客数 | 累積投資回収見込み |
| 楽観 | 約950万円 | 約95社 | 18ヶ月目 |
| 中立 | 約380万円 | 約47社 | 30ヶ月目 |
| 悲観 | 約110万円 | 約20社 | 未達(要見直し) |

投資回収期間(ペイバックピリオド)の計算
投資回収期間(月)= CAC ÷(月額単価 × 粗利率)
計算例:CAC 50万円 ÷(月額単価 10万円 × 粗利率 70%)= 約7.1ヶ月 ※SaaS業界では12ヶ月以内が健全な目安です。
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ステップ5:実行可能性の検証とFS判定
実行可能性の4つの確認軸
| 確認軸 | 主な確認事項 |
| 人材・組織 | 必要なスキルセットを社内で確保できるか?採用・外部委託が必要か? |
| 資金 | 初期投資額はいくらか?どの時点で黒字転換するか?資金調達は必要か? |
| 技術・インフラ | 技術的な実現可能性はあるか?既存インフラを活用できるか? |
| 規制・法務 | 参入に法規制はあるか?個人情報保護・薬事法・金融業法など業界規制への対応は必要か? |

FS判定基準表(新規事業のGo / No Go スコアリング)
FSの最終判定は、4領域×各評価項目を点数化して総合的に判断します。
| 領域 | 評価項目 | 評価基準 | スコア(1~5) |
| 市場性 | TAM規模 | 300億円以上=5、100〜300億円=3、100億円未満=1 | |
| 市場性 | 市場成長率 | 年率10%以上=5、5〜10%=3、5%未満=1 | |
| 市場性 | 顧客ペインの深刻度 | ペインスコア80以上=5、50〜80=3、50未満=1 | |
| 競合優位性 | 差別化の明確さ | 明確=5、やや明確=3、不明確=1 | |
| 競合優位性 | 競合参入の困難さ | 高い=5、中程度=3、低い=1 | |
| 収益性 | LTV/CAC比率 | 3以上=5、1〜3=3、1未満=1 | |
| 収益性 | 中立シナリオでの収益達成見込み | 12ヶ月以内=5、12〜24ヶ月=3、24ヶ月超=1 | |
| 実行可能性 | 主要人材の確保 | 既存=5、採用可能=3、困難=1 | |
| 実行可能性 | 規制リスク | リスクなし=5、軽微=3、重大=1 |
総合判定基準
| 合計スコア(45点満点) | 判定 |
| 35点以上 | Go(本格的なPoC・事業化検討へ) |
| 25〜34点 | 条件付きGo(課題を特定して改善計画を立てる) |
| 24点以下 | No Go(事業仮説の再設計が必要) |
FSレポートの構成と経営報告のポイント
FSレポートの推奨構成
| 章 | タイトル | 主な記載内容 |
| 1章 | エグゼクティブサマリー | 調査目的・前提・「Go / No Go」の結論・主要根拠3点 |
| 2章 | 市場性分析 | TAM/SAM/SOM・市場成長率・顧客ペイン定量データ |
| 3章 | 競合優位性分析 | 競合比較表・ポジショニングマップ・自社の差別化根拠 |
| 4章 | 収益性分析 | LTV/CAC・3シナリオ収益シミュレーション・投資回収期間 |
| 5章 | 実行可能性分析 | 人材・資金・技術・規制リスクの評価 |
| 6章 | FS判定と推奨アクション | スコアリング結果・判定・次のアクション・撤退基準 |
経営報告で押さえるべき3点
- 「Go / No Go」の結論を冒頭に置く:経営層は結論から聞きたい。データは後
- 前提条件を明示する:「〇〇という前提のもとで検証した」を明記し、前提が崩れた場合の対応も準備する
- 撤退基準を提示する:「この指標がXX以下になった場合は撤退を検討する」という基準を経営層と合意する
よくある質問(FAQ)
Q1. フィージビリティスタディとフィジビリティスタディは同じですか?
はい、同じプロセスを指します。「フィージビリティスタディ」が正式な日本語表記ですが、「フィジビリティスタディ」「フィジビリティ調査」「実現可能性調査」「事業性検証」なども同義で使われます。
Q2. フィージビリティスタディにかかる期間の目安は?
自社チームで実施する場合、一般的に2〜3ヶ月が目安です。調査範囲を絞った場合は1ヶ月程度、複数事業の並行検証や海外市場が対象の場合は4〜6ヶ月かかることもあります。外部コンサルへの委託で1〜1.5ヶ月に短縮できるケースが多いです。
Q3. PoCとフィージビリティスタディはどちらを先に行うべきですか?
原則としてFSが先です。FS(机上検証)でGo判定を得た後にPoC(小規模実験)を実施します。FS前にPoCを始めると、根本的な市場ニーズがない事業に開発コストをかけてしまうリスクがあります。
Q4. 社内リソースが少ない場合、どこから始めるべきですか?
まずStep 1の「調査設計と仮説整理」に集中してください。最も重要な仮説を3〜5個に絞り、その検証だけに集中することで、最小リソースで意思決定に必要な情報を得られます。顧客インタビューは5〜10件でも十分な示唆が得られます。
Q5. LTV/CAC比率の目安はどのくらいですか?
BtoB SaaSの業界標準では3以上が「健全」の目安とされています。1未満は顧客を獲得するほど赤字になる状態です。ただし業種・フェーズによって判断基準が異なります。
Q6. 新規事業のGo / No Go判断で最も重視すべき指標は?
単一指標での判断は危険です。本記事のFS判定基準表(45点満点)のように、市場性・競合優位性・収益性・実行可能性を総合的に評価することを推奨します。特に「顧客ペインの深刻度(ペインスコア)」は収益化可能性に直結するため、重点的に検証してください。
Q7. FSの費用を外部委託する場合の目安は?
ビジネスサイドのFS(市場調査・顧客インタビュー・収益シミュレーション)を外部委託する場合、150万〜1,000万円程度が一般的な相場です。Growth DXでは、VoC収集からペインスコア分析・収益シミュレーション設計まで、ビジネスサイドの全プロセスをご支援しております。
Q8. 経営層にFS結果を報告する際のポイントは?
①結論(Go / No Go)を冒頭に置く、②検証した前提条件と根拠データを明示する、③条件付きGoの場合は改善アクションと担当者を明確にする、④撤退基準を数値で提示する、の4点を押さえると経営層の意思決定を大幅に加速できます。
まとめ:Growth DXのFS支援内容
フィージビリティスタディは、新規事業の「本当の始まり」でございます。しかし実際には、以下のような課題で進捗が止まってしまうケースが多くございます。
- 顧客インタビューを設計・実施する社内リソースがない
- 競合他社のVoC(顧客の声)を収集する方法がわからない
- 収益シミュレーションの前提となるペインの深刻度を定量化できない
- PoCのパイロットユーザーをどうやって探せばよいかわからない
- 経営層へのFS報告資料をどのようにまとめればよいかわからない
Growth DXでは、FSのビジネスサイド全プロセスを一気通貫でご支援しております(プロダクト開発・システム開発はスコープ外)。
| Growth DXの支援メニュー | FSでの活用場面 | 支援後の成果例 |
| VoC収集機会の創出代行 | Step 2(市場性)・Step 3(競合優位性)でのVoC収集 | 平均5〜6週間でターゲット顧客10〜20名のVoC取得 |
| インタビュー設計 | 顧客インタビューの設計・ファシリテーション | 仮説検証に直結する質問設計でインタビュー精度を向上 |
| VoCに基づいた分析・ペインスコア分析 | 収集したVoCからペインスコアを算出し、Go/No Go判定に活用 | ペインスコアの定量化で経営層への説明力が向上 |
| USP(独自の強み)策定 | Step 3(競合優位性)での差別化ポイントの言語化 | 競合との明確な差別化軸を確立し、営業・マーケ訴求が明確化 |
| PoCユーザー開拓・PoC推進 | FS後のGo判定後、パイロットユーザーの開拓〜PoC運営まで | 平均3〜5社のパイロットユーザー獲得でPoC検証を加速 |
【無料相談受付中】フィージビリティスタディの進め方でお困りの方へ
「FSをどこから始めればよいかわからない」という段階でも大歓迎です。現在の検討状況をヒアリングしたうえで、貴社のFSの進め方・優先順位を30分の無料相談でご提案いたします。上場企業の新規事業・営業企画ご担当者様からのご相談を多数いただいております。
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株式会社Growth DX|事業性検証を成功させる新規事業開発支援
フェーズ対応
- 0フェーズ(構想):△ 課題定義・事業コンセプト整理は支援可
- 0→1フェーズ(事業性検証):◎ 主力領域
- 1→10フェーズ(型化・仕組み化):◎ 主力領域
- 10→100フェーズ(事業拡大・内製化):◎ 主力領域
特徴・強み
株式会社Growth DXは、「新規事業の立ち上げから拡大まで一気通貫して支援するBizDevパートナー」です。0→1・1→10・10→100の3フェーズを同一チームがシームレスに担える点が、他社にはない最大の強みです。
【0→1|事業性検証フェーズ】顧客が見えない壁を突破する
多くの新規事業が躓く「潜在ニーズや市場性の仮説検証が進まない」壁に対し、Growth DXは3つの打ち手で対応します。
①VoC収集:能動アプローチでターゲット企業のキーパーソンの本音を回収
②USP定定:顧客のPain(課題)を抽出し独自の強みをフレームワークで明文化
③PoC顧客開拓:決裁者を巻き込むマルチスレッド営業でPoC候補を特定
——これにより「顧客の生の声(ファクト)」と「勝てる訴求軸(USP)」を手に入れます。
【1→10|型化・仕組み化フェーズ】再現性が出ない壁を越える
「1社目は取れても2社目以降の横展開ができない」壁に対し、
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