Zoho CRMの導入支援会社7社比較|費用・期間・選び方とHubSpot・Salesforceとの違い【2026年版】 | コラム | 株式会社Growth DX

Zoho CRMの導入支援会社7社比較|費用・期間・選び方とHubSpot・Salesforceとの違い【2026年版】

Zoho CRMの導入支援会社7社比較

Zoho CRM・Zoho Oneの導入支援会社は、Zoho自身の有償導入サービス、業種別のパッケージを持つ大手コンサル、Zoho専業の導入パートナー、開発・システム連携に強いIT企業の4つに分けられます。費用はどの会社も個別見積もりが中心で、公式サイトに金額を掲載している会社はほとんどありません。選ぶときは、「どこまで設定で済ませ、どこから開発するか」「データ移行と定着支援まで含むか」「構築後の保守を誰が担うか」の3点を比べると、違いがはっきりします。本記事では、Zohoの導入の進め方とライセンス費用の目安を整理したうえで、導入支援会社7社のサービスを公式サイトの公開情報にもとづいて比較します。

この記事について
執筆:株式会社Growth DX
本記事は、比較対象の1社でもある株式会社Growth DXが執筆しています。「導入支援会社7社の比較」までの前半は、各社の公式サイトに掲載されている情報(2026年11月時点)のみをもとに、同じ観点で整理しています。当社のサービス内容は、記事後半の「【PR】Growth DXのSFA/CRM設計・構築・運用支援」にまとめています。

Zoho CRM・Zoho Oneとは

Zoho CRMは、インドに本社を置くZoho Corporationが提供する顧客管理・営業支援のクラウドサービスです。Zoho Oneは、CRMに加えてマーケティングオートメーション、問い合わせ管理、会計、人事、分析、業務アプリ作成など、40以上のアプリをまとめて使える製品群です。営業部門だけでなく、バックオフィスまで同じ顧客データの上で扱えることが特徴です。

主なSFA/CRMのライセンス費用の目安

導入支援会社を選ぶ前に、ツール自体の費用感をつかんでおくと、構築費用とのバランスを判断しやすくなります。以下は、各社の公式の料金ページに掲載されている金額です。

製品・プラン1ユーザーあたりの月額(公式サイト記載)備考
Zoho One(全従業員プラン)5,240円年間払い・税別。全従業員分のライセンス購入が条件
Zoho One(ユーザー数に応じた料金)12,740円年間払い・税別。利用者だけにライセンスを割り当てる場合
HubSpot Sales Hub Professional12,000円〜(1シートあたり)表示金額に諸税は含まれていません
Salesforce Sales Cloud(Core)23,400円年間契約

料金やプランの名称は改定されることがあります。契約前には、必ず各社の最新の料金ページで確認してください。

Zohoの導入の進め方

  1. 現状の診断と目的の整理:いまの営業プロセス、管理している情報、既存のツールやExcelの使われ方を確認し、「CRMで何を判断できるようにしたいか」を先に決めます。目的が決まらないまま項目を移すと、入力されないCRMになりやすくなります。
  2. 設計:会社・担当者・商談・活動の関係(データモデル)、商談ステージの定義、項目の意味と入力ルールを決めます。Zohoは設定でできる範囲が広いため、「どこまで標準機能で済ませるか」をこの段階で決めておくと、開発費を抑えられます。
  3. 構築とデータ移行:設定、既存データのクレンジングと移行、メール・カレンダー・他システムとの連携を行います。データ移行は工数が読みにくい工程のため、重複や表記ゆれの量を事前に確認しておくと安心です。
  4. 定着と保守:利用者向けの研修、ダッシュボードの整備、運用ルールの見直しを続けます。導入直後の数か月で入力が定着するかどうかが、その後の活用を左右します。

Zoho導入支援会社の4つのタイプ

タイプ得意なこと向いているケース主な会社
メーカー直営型製品仕様に沿った設定・構築と高度な自動化要件が固まっていて、製品の標準的な使い方で構築したいゾーホージャパン
業種パッケージ型業種別のテンプレートと営業DXのコンサルティング同じ業種の型を使って、短期間で立ち上げたい船井総合研究所
Zoho専業・導入パートナー型要件定義から研修・保守までの一貫した導入支援専任のIT担当者がいない中で、導入から定着まで任せたいカイト
開発・システム連携型独自言語での開発、基幹システムや会計などとの連携既存システムとの連携や独自の処理が多いデータサービス、テックファーム、Zooops Japan

Zoho導入支援会社7社の比較

比較の対象は、Zoho公式のパートナー一覧に掲載されている会社と、Zoho自身の導入サービスから、4タイプそれぞれの代表的な会社を選びました。各社の公式サイトに掲載されている情報をもとに同じ観点で整理し、数値は掲載内容をそのまま記載しています。

会社主なタイプ支援範囲実績(公式サイト記載)導入期間の目安(公式サイト記載)料金(公式サイト記載)
ゾーホージャパンメーカー直営型要件ヒアリング、設定・構築、自動化、カスタム関数、製品間の連携、ドキュメント納品記載なし記載なし有償(要件・範囲により異なる)
船井総合研究所業種パッケージ型(プレミアムパートナー)要件定義、設定、データ移行、研修、定着化、効果測定、個別開発800社以上約6〜9か月要問い合わせ
カイトZoho専業・導入パートナー型(プレミアムパートナー)要件定義、プロトタイプ構築、データ移行、研修、初年度の保守実績100社以上30〜90日程度要問い合わせ
データサービス開発・システム連携型(認定パートナー)業務分析、要件定義、設計・構築、データ移行、研修、定着支援、独自言語での開発60社超記載なし要問い合わせ
テックファーム開発・システム連携型(認定パートナー)DXコンサルティング、CRM/SFA/MAの導入設計、運用支援、既存システムとの連携開発記載なし記載なし要問い合わせ
Zooops Japan開発・システム連携型(認定パートナー)課題整理から運用サポート、外部システム連携、Zoho Creatorでの開発記載なし記載なし要問い合わせ
Growth DX(本記事の執筆会社)設計・構築・運用の一貫型(認定パートナー)現状診断、データ構造と定義の設計、構築・移行・連携、定着・保守、AIエージェントの接続営業・マーケティング・新規事業の支援350社以上構築は約2〜4か月〜構築100万円〜、保守月額10万円〜

「記載なし」は、公式サイトの該当ページで確認できなかった項目です。サービスの有無を示すものではないため、詳しくは各社にお問い合わせください。

各社の特徴

ゾーホージャパン(Zoho Professional Services)

Zohoの日本法人が直接提供する有償の導入サービスです。Advisory、Essential、Professional、Premiumの4つのパッケージがあり、Premiumでは外部サービスとの連携まで対応します。

  • 対応製品:Zoho CRM、CRM Plus、Analytics、Desk、Creator
  • 向いているケース:要件がある程度固まっており、製品に詳しいメーカーのチームに設定を任せたい
  • 依頼前に確認したいこと:パートナーや販売店経由では購入できません。完了後の直接の支援は別途有償契約になるため、保守の体制をどうするかを事前に決めておく必要があります。

船井総合研究所

Zohoのプレミアムパートナーとして、中小企業から中堅・大手企業までの営業DXを支援しています。建設・不動産、メディカル・ヘルスケア、士業、小売・サービス、製造業などの業種別パッケージと、Zohoを基盤にした営業DXツール「グロースクラウド」を持っています。

  • 実績:800社以上。導入期間の目安は約6〜9か月です。
  • 向いているケース:同じ業種の成功パターンをもとに、営業の仕組みごと整えたい
  • 依頼前に確認したいこと:業種パッケージに自社の業務がどこまで合うか、合わない部分をどう個別対応するか

カイト

Zohoのプレミアムパートナーで、Zoho CRM・Zoho Oneの導入を専門に支援しています。プロトタイプを見ながら要件を固める進め方と、データ移行のテンプレート、動画を含む研修、初年度の保守までを揃えています。

  • 実績:サービスページでは実績100社以上、コーポレートサイトでは延べ200社以上としています。導入期間は30〜90日程度です。
  • 向いているケース:専任のIT担当者がいない中で、短期間で導入から定着まで進めたい。他のCRMからの乗り換えを検討している。
  • 依頼前に確認したいこと:BtoBの営業・マーケティングの業務設計をどこまで含めるか

データサービス

1964年創業のIT企業で、2015年からZoho CRMの導入支援を行っています。業務分析から定着支援までの7ステップに加えて、Zoho独自のスクリプト言語(Deluge)による開発やカスタマイズに強みがあります。

  • 実績:60社超のZoho導入支援
  • 向いているケース:標準機能では足りない独自の処理や、チャットツールなどとの連携が必要
  • 依頼前に確認したいこと:開発した部分の保守を誰がどう担うか

テックファーム

システム開発会社として、Zohoを使ったCRM/SFA/MAの導入設計と、既存システムとの連携開発を行っています。専任チームによる運用サポートも掲げています。

  • 向いているケース:基幹システムなど、既存システムとの連携が導入の前提になる
  • 依頼前に確認したいこと:データ移行や研修が支援範囲に含まれるか(公式サイトの公開情報では確認できませんでした)

Zooops Japan

国内で初めて「Zoho Creator Certified Developer」を取得した会社で、Zoho Creatorでの業務アプリ開発と、基幹システム・会計・POSレジ・クラウドPBXなどとの連携に実績があります。

  • 向いているケース:CRMだけでなく、Zoho Creatorで社内の業務アプリまでつくりたい
  • 依頼前に確認したいこと:要件定義やデータ移行、研修の範囲

Growth DX(本記事の執筆会社)

Zohoを中心に、AIが情報をため、引き出しやすいSFA/CRMの設計・構築・運用を支援しています。サービス内容は、記事後半の【PR】Growth DXのSFA/CRM設計・構築・運用支援で紹介します。

  • 料金:構築100万円〜、保守月額10万円〜
  • 向いているケース:営業・マーケティングの設計から、構築、定着、将来のAI活用までを同じチームに任せたい
  • 依頼前に確認したいこと:業種パッケージをそのまま使って短期間で立ち上げたい場合は、業種パッケージ型の会社のほうが合う場合があります。

目的別の選び方

やりたいこと向いているタイプ候補になる会社
要件は固まっていて、製品の標準に沿って設定したいメーカー直営型ゾーホージャパン
同じ業種の型を使って、営業の仕組みごと整えたい業種パッケージ型船井総合研究所
短期間で導入し、研修と保守まで任せたいZoho専業・導入パートナー型カイト
既存システムとの連携や独自の開発が多い開発・システム連携型データサービス、テックファーム、Zooops Japan
営業プロセスの設計から、定着とAI活用まで一貫して任せたい設計・構築・運用の一貫型Growth DX

導入支援会社に依頼する前に確認したいこと

  • CRMで何を判断できるようにしたいか(売上予測、商談の優先順位、施策の効果など)
  • 標準機能で済ませる範囲と、開発する範囲の線引き
  • データ移行の対象と、重複・表記ゆれの整理を誰が行うか
  • 研修やマニュアルなど、定着のための支援が含まれるか
  • 構築後の保守の範囲と月額費用、開発した部分の改修の扱い
  • 費用の決まり方(利用人数か、機能要件と工数か)

よくある質問

Zoho CRMの導入費用はどのくらいかかりますか?

ライセンス費用と構築費用に分けて考えます。ライセンスは、Zoho Oneの全従業員プランで1人あたり月額5,240円(年間払い・税別)です。構築費用は、対象範囲、データ移行、他システムとの連携の量で大きく変わり、公式サイトに金額を掲載している導入支援会社はほとんどありません。公開している例では、Growth DXが構築100万円からとしています。

Zoho CRMの導入にはどのくらいの期間がかかりますか?

公式サイトの記載では、カイトが30〜90日程度、船井総合研究所が約6〜9か月としています。営業部門だけの導入か、マーケティングやバックオフィスまで含めるかで、期間は大きく変わります。

Zoho、HubSpot、Salesforceはどう選べばよいですか?

営業からバックオフィスまでを一つの製品群で、費用を抑えて整えたい場合はZohoが向いています。Webからのリード獲得とマーケティングを重視する場合はHubSpot、大規模な組織で高度な作り込みが必要な場合はSalesforceが候補になります。ライセンス費用は、Zoho Oneの全従業員プランが1人あたり月額5,240円、HubSpot Sales Hub Professionalが12,000円から、Salesforce Sales CloudのCoreが23,400円です(各社公式サイト、2026年11月時点)。

自社だけでZohoを導入することはできますか?

できます。Zohoは設定でできる範囲が広く、無料の試用期間もあります。ただし、商談ステージの定義や項目の設計を決めないまま始めると、入力が定着しにくくなります。設計の部分だけ外部に相談し、設定は自社で行う方法もあります。

導入後の保守は必要ですか?

必須ではありませんが、項目やダッシュボードの見直し、利用者からの問い合わせ対応、新しく入った社員への研修などは継続して発生します。社内に担当者を置けない場合は、導入支援会社の保守プランを使うと、使われ続ける状態を保ちやすくなります。

まとめ

Zohoの導入支援会社は、メーカー直営型、業種パッケージ型、Zoho専業の導入パートナー型、開発・システム連携型に分けられます。まずCRMで何を判断できるようにしたいかを決め、標準機能で済ませる範囲と、データ移行・定着・保守まで含めた支援範囲を比べたうえで、自社に合うタイプの会社を選んでください。


【PR】Growth DXのSFA/CRM設計・構築・運用支援

ここからは、本記事を執筆したGrowth DXのサービスを紹介します。

支援内容

Growth DXは、Zohoを中心に、AIが情報をため、引き出しやすいSFA/CRMの設計・構築・運用を支援しています。当社はZohoとHubSpotのパートナーとして、ツールの選定から設計、構築、定着までを担います。

多くのSFA/CRMは、導入しても売上の意思決定にまで使われていません。その大きな理由は、人の手入力に頼った設計で、入力した情報が営業本人に返ってこないことにあります。当社は、議事録やメールなどの一次情報が連携で自動的にたまり、人は判断に必要な項目だけを入力する構造で設計します。将来、AIエージェントをそのまま接続できる状態にしておくため、作り込みを抑え、構築費用を抑えられます。

支援の流れと期間の目安

フェーズ期間の目安主な内容
01 現状診断約2週間AI活用に向けた準備度を5つの領域で診断し、目指す水準を合意します
02 設計約1か月データ構造、項目辞書、ステージ定義、確度の判定基準、KPIを設計します
03 構築1〜2か月週次でテーマを決め、設定・データ移行・連携をアジャイルに進めます
04 定着・保守構築後〜月次研修、ダッシュボードの改善、運用ルールの見直しを月次で伴走します
05 AI接続定着後AIエージェントの接続を設計し、試験導入します(初期から実装することもできます)

手元に残る成果物

  • KPIツリーと、獲得から取引拡大までの収益プロセス設計
  • データモデル図、項目辞書、ステージ定義書
  • 受注確度の判定基準
  • 意思決定に使うダッシュボード
  • 入力・更新・見直しの運用ルールブック

構築事例

【確認中:社名を伏せた構築事例と、目安の数字を追記します】

料金の目安

構築パターン費用の目安(税別)対象範囲の例構築期間の目安
パターンA100〜200万円営業部門のSFA。標準機能が中心で、連携なし約2か月
パターンB200〜350万円営業とマーケティング。承認フロー・自動化、既存データの移行、連携1〜2本約3か月
パターンC350万円〜MA・SFA・CRM全体(複数部門)。部門横断のプロセス、複数システムの移行・連携約4か月〜

構築費用は、利用人数ではなく、機能要件の複雑さと稼働工数で決まります。人月単価の目安は、コンサルタント200万円、エンジニア120万円、アソシエイト80万円です。ライセンス費用は別途かかります。

構築後の保守支援は、保守プラン(月額10万円・月8時間程度)、改善プラン(月額30万円・月20〜25時間程度)、高度化プラン(月額50万円・月40時間程度)の3つからお選びいただけます。最低契約期間は6か月です。

営業向け生成AI研修7社比較|費用・カリキュラム・助成金の使い方【2026年版】
カスタマーサクセス支援・代行会社5社比較|守りと攻めのCSの違い・費用・選び方【2026年版】

Contact

セールスマーケティングで
お悩みの場合はお気軽にご連絡ください。
精通した専門家に無料でご相談可能です。

Download

社内検討、情報取集段階の方に向けて、
サービス内容や事例をまとめております。
ご自由にダウンロードください。

無料相談してみる
資料ダウンロード