営業向け生成AI研修7社比較|費用・カリキュラム・助成金の使い方【2026年版】 | コラム | 株式会社Growth DX

営業向け生成AI研修7社比較|費用・カリキュラム・助成金の使い方【2026年版】

営業向け生成AI研修7社比較

営業向けの生成AI研修は、幅広い職種向けの講座を持つ大手研修会社、AIの専門企業、定額制のオンライン動画学習、営業職に特化したコースを持つ研修会社の大きく4タイプに分けられます。料金は、1名あたり数万円の公開講座から、1名30万円前後のブレンド型プログラムまで幅があります。営業組織で成果につなげるには、「自社の商談データを使って演習できるか」「研修後に現場で使い続ける仕組みまで支援があるか」を比べることが大切です。本記事では、研修の選び方と助成金の使い方を整理したうえで、生成AI研修を提供する7社のサービスを公式サイトの公開情報にもとづいて比較します。

この記事について
執筆:株式会社Growth DX
本記事は、比較対象の1社でもある株式会社Growth DXが執筆しています。「生成AI研修7社の比較」までの前半は、各社の公式サイトと厚生労働省の公開情報(2026年11月時点)のみをもとに、同じ観点で整理しています。当社のサービス内容は、記事後半の「【PR】Growth DXの営業組織向けAI研修」にまとめています。

営業組織で生成AIが役立つ業務

営業の段階生成AIでできること
準備企業・業界の情報収集、商談前の仮説づくり、想定質問の整理
アプローチターゲットに合わせたメール文面、トークスクリプトのたたき台
商談・提案議事録の要約、課題の整理、提案書の構成づくり
フォローフォローメール、日報、SFA/CRMへの入力内容の下書き
振り返り複数の商談記録を並べた勝ちパターン・失注要因の分析

研修でこれらを一通り体験しても、翌週から使われなくなるケースは少なくありません。使い続けてもらうには、自社の業務と商談データを使った演習と、研修後に社内で共有・改善する場づくりが欠かせません。

生成AI研修の4つのタイプ

タイプ特徴向いているケース主な会社
大手研修会社型職種別・階層別の講座が豊富。公開講座と講師派遣の両方がある職種ごとに少人数から受講させたいインソース
AI専門企業型eラーニングとワークショップの組み合わせ、AI導入の伴走全社のAIリテラシーを底上げしたいSHIFT AI、AVILEN
定額制の動画学習型多数の動画を定額で見放題。学習管理の機能がある費用を抑えて全社員に基礎を学ばせたいSchoo
営業特化コース型営業の業務プロセスに沿ったカリキュラム、自社案件を使った演習営業部門の実務での活用に絞って学ばせたい東京ITスクール、TechTrain、Growth DX

生成AI研修7社の比較

比較の対象は、公式サイトで法人向けの生成AI研修を掲載している会社から、4タイプそれぞれの代表的な会社を選びました。各社の公式サイトに掲載されている情報をもとに同じ観点で整理し、数値や料金は掲載内容をそのまま記載しています。

会社主なタイプ形式営業向けのコース実績(公式サイト記載)料金(公式サイト記載)
インソース大手研修会社型講師派遣、公開講座(オンライン・対面)、動画教材あり(営業向け生成AI活用研修など)取引組織数49,561組織(2003年6月〜2025年9月)公開講座の会員価格33,600円〜37,700円(営業向け講座)
SHIFT AIAI専門企業型eラーニング+オンラインのワークショップ営業職向けと明記されたコースは確認できず導入2,500社(同社サービス全体)1名あたり30万円(税抜)
AVILENAI専門企業型eラーニング、集合研修(対面・Web)、伴走支援営業職向けと明記されたコースは確認できずサービス提供1,000社以上(2026年2月末時点)eラーニング1名22,000円(税込)〜、集合研修は別途見積もり
Schoo定額制の動画学習型オンライン動画(見放題)生成AIパッケージには記載なし累計導入企業数4,500社以上1IDあたり1,650円(最少20ID〜)
東京ITスクール営業特化コース型オンラインのグループ研修(1か月・2か月コース)あり(営業業務AI講座など)記載なし要問い合わせ
TechTrain営業特化コース型ハンズオン研修(1日・オンライン/オフライン)あり(営業向け生成AI活用)記載なし要問い合わせ
Growth DX(本記事の執筆会社)営業特化コース型1dayのワークショップ研修から、企業ごとにカスタマイズしたカリキュラムの設計・ワークショップの伴走まであり(営業組織向けに特化)営業・マーケティング・新規事業の支援350社以上1day研修30万円〜(20名まで・税別)、カスタマイズ型は月額60万円〜

「確認できず」「記載なし」は、公式サイトの該当ページで確認できなかった項目です。サービスの有無を示すものではないため、詳しくは各社にお問い合わせください。

各社の特徴

インソース

年間を通じて多数の研修を開催する大手研修会社です。生成AIの研修も、ChatGPTやCopilotのはじめ方からAIエージェントの基礎、Excel・Pythonとの組み合わせまで幅広く揃えています。営業向けには、提案書作成やメールの効率化を扱う半日研修と、商談メモからの課題分析や商談シミュレーションまで扱う講座があります。

  • 形式:講師派遣型、公開講座(1名から参加可)、動画教材。研修時間は2時間から5日間まで選べます。
  • 向いているケース:営業部門の一部のメンバーから、公開講座で手軽に始めたい
  • 依頼前に確認したいこと:講師派遣型で自社の商材や商談データを使った演習にどこまで対応できるか

SHIFT AI

生成AIに特化した企業で、法人向けには「SHIFT AI for Biz」として、eラーニングとオンラインのワークショップを組み合わせた研修と、AI導入の伴走を提供しています。人材開発支援助成金を活用できる研修として案内しています。

  • 料金:1名あたり30万円(税抜。eラーニング5万円、オンライン研修25万円)
  • 向いているケース:助成金を活用しながら、全社的にAI活用を推進する人材を育てたい
  • 依頼前に確認したいこと:営業部門の業務に合わせた演習の内容

AVILEN

AIの専門企業で、生成AIリテラシー研修から業務プロセスへの適用研修、Copilot活用研修、実装・構築研修まで、目的別の研修を揃えています。研修の合間に実務での活用を発表し、フィードバックを受ける伴走型の支援もあります。

  • 実績:サービス提供1,000社以上(2026年2月末時点)。大塚商会で全社員約8,600名に研修を提供した事例を掲載しています。
  • 向いているケース:リテラシー研修から実務への適用、内製化まで段階的に進めたい
  • 依頼前に確認したいこと:営業部門に絞った研修を組めるか

Schoo

9,000本以上の動画を定額で学べるオンライン学習サービスで、法人向けに生成AI研修のパッケージを用意しています。ChatGPT、Claude、Geminiの使い分けや、セキュリティ・著作権の基礎を扱います。

  • 料金:1IDあたり1,650円(最少20IDから。ボリュームディスカウントあり)
  • 向いているケース:費用を抑えて、全社員に生成AIの基礎を学ばせたい
  • 依頼前に確認したいこと:営業の実務に落とし込む演習は、別の形で用意する必要があります。

東京ITスクール

IT人材育成を20年以上行ってきた研修サービスで、営業向け生成AI活用研修を1か月・2か月のオンラインのグループ研修で提供しています。リスト作成、アプローチ準備、商談・提案準備、商談後のフォローなど、営業の業務の流れに沿った単元で構成されています。

  • 助成金:営業職向けの生成AI活用研修は人材開発支援助成金の対象としており、申請サポートを無料で行うとしています。
  • 向いているケース:ITの基礎から営業でのAI活用まで、まとまった期間で学ばせたい
  • 依頼前に確認したいこと:受講期間中の業務への影響と、受講者の選び方

TechTrain

エンジニア育成のサービスから生まれた企業研修で、営業向けには1日のハンズオン研修を用意しています。提案書、メール・フォロー文面、商談準備の各テーマを演習し、最後に自分用のプロンプト集をつくります。

  • 特徴:受講者が自社の案件を持ち込める形式です(社外に出せない情報は伏せ字で扱えます)。
  • 向いているケース:1日で、営業の実務に直結するところから体験させたい
  • 依頼前に確認したいこと:研修後のフォローや定着支援の有無

Growth DX(本記事の執筆会社)

営業・マーケティングの実務支援を行う立場から、営業組織に特化したAI研修を提供しています。1dayの研修から始められ、企業ごとに課題や商材に合わせてカリキュラムを設計し、ワークショップまで伴走します。サービス内容は、記事後半の【PR】Growth DXの営業組織向けAI研修で紹介します。

  • 料金:1day研修30万円〜(20名まで・税別)、カスタマイズ型は月額60万円〜
  • 向いているケース:まず1日で、自社の商談データを使った演習を試したい。自社に合わせたカリキュラムで、営業組織の勝ちパターンの分析まで踏み込みたい。
  • 依頼前に確認したいこと:全社員の基礎学習を費用を抑えて進めたい場合は、定額制の動画学習のほうが合う場合があります。

研修に使える助成金

生成AI研修の費用には、厚生労働省の「人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)」を活用できる場合があります。公開されている主な要件と助成内容は次のとおりです。

項目内容(厚生労働省の公開資料より)
対象となる訓練職務を離れて行う訓練(OFF-JT)で、実訓練時間が10時間以上のもの。新規事業など事業展開に必要な知識・技能、DXに関連する業務に必要な知識・技能などが対象です。
経費助成率中小企業75%、大企業60%
賃金助成1人1時間あたり、中小企業1,000円、大企業500円
手続き訓練開始日の6か月前から1か月前までに、管轄の労働局へ計画届を提出します。
実施期限令和8年度末(2027年3月末)までの時限措置とされています。

デジタル機器の初歩的な操作だけを学ぶ訓練や、既存のツールの操作を覚えるだけの訓練は対象外です。また、訓練時間が10時間に満たない半日・1日の研修は、そのままでは対象になりません。対象になるかどうかは、研修の内容と時間数、自社の計画によって変わるため、厚生労働省の制度ページを確認のうえ、管轄の労働局や社会保険労務士にご相談ください。

目的別の選び方

やりたいこと向いているタイプ候補になる会社
費用を抑えて、全社員に生成AIの基礎を学ばせたい定額制の動画学習型Schoo
全社でAI活用を推進する人材を育てたいAI専門企業型SHIFT AI、AVILEN
営業部門の一部のメンバーから、公開講座で始めたい大手研修会社型インソース
営業の業務の流れに沿って、まとまった期間で学ばせたい営業特化コース型東京ITスクール、TechTrain
1dayから始めて、自社に合わせたカリキュラムで営業組織の動き方まで変えたい営業特化コース型(実務支援の会社)Growth DX

研修会社に依頼する前に確認したいこと

  • 研修のゴール(基礎知識の習得か、特定の業務の効率化か、営業成果の向上か)
  • 自社の商材や商談データを使った演習ができるか
  • 社外秘の情報を、研修や生成AIでどう扱うか(利用するツールと社内ルール)
  • 研修後に現場で使い続けるための支援(プロンプト集、社内共有の場、フォロー研修)
  • 助成金を使う場合、訓練時間や形式が要件を満たすか
  • 受講人数あたりの費用と、講師派遣・カスタマイズの費用

よくある質問

営業向けの生成AI研修の費用はどのくらいですか?

形式によって大きく変わります。公式サイトに料金を掲載している例では、インソースの営業向け公開講座が会員価格で33,600円から37,700円、AVILENのeラーニングが1名22,000円(税込)から、SHIFT AIのブレンド型研修が1名30万円(税抜)、Schooの定額制が1IDあたり1,650円(最少20IDから)です。Growth DXの営業AI活用 1day研修は、30万円から(20名まで・税別)です。講師派遣やカスタマイズを含む研修は、多くの会社で個別見積もりになります。

生成AI研修に助成金は使えますか?

厚生労働省の人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)を使える場合があります。職務を離れて行う10時間以上の訓練が対象で、経費助成率は中小企業75%、大企業60%です。令和8年度末(2027年3月末)までの時限措置とされているため、検討中の場合は早めに労働局へ確認してください。

研修のあと、現場で使われなくなるのを防ぐには?

自社の業務と商談データを使って演習すること、研修でつくったプロンプトや使い方を社内で共有する場を設けること、数週間後に使い方を見直す機会をつくることが効果的です。研修単体ではなく、業務の流れや評価の仕組みに組み込むと定着しやすくなります。

社外秘の情報を生成AIに入れても大丈夫ですか?

利用するツールの契約形態や設定によって、入力した情報の扱いが変わります。法人向けプランやデータを学習に使わない設定のツールを選び、入力してよい情報と避ける情報を社内ルールで決めてから研修を行うのが安全です。

どの職種から研修を始めるのがよいですか?

営業は、メールや提案書、議事録など文章を扱う業務が多く、効果を実感しやすい職種です。営業部門の一部のメンバーで先に試し、使い方の型をつくってから全体に広げる進め方もよく取られます。

まとめ

営業向けの生成AI研修は、大手研修会社型、AI専門企業型、定額制の動画学習型、営業特化コース型に分けられます。研修のゴールを決め、自社の商談データを使った演習と研修後の定着支援があるか、助成金の要件を満たすかを比べたうえで、目的に合う研修を選んでください。


【PR】Growth DXの営業組織向けAI研修

ここからは、本記事を執筆したGrowth DXのサービスを紹介します。

支援内容と特徴

Growth DXは、インサイドセールスやイベントでの商談創出など、営業・マーケティングの実務を自ら担っている会社です。その現場で使っている生成AIの活用方法をもとに、営業組織に特化したAI研修を提供しています。1dayの研修から始められ、企業ごとにカリキュラムを設計し、ワークショップまで伴走します。

  • 1dayから始められる:座学とワークショップを1日で行う「営業AI活用 1day研修」から導入できます。まず一部の部署で試し、効果を見ながら全社に広げることもできます。
  • 企業ごとにカスタマイズしたカリキュラム:営業組織の課題、商材、業界の商習慣に合わせて、扱うテーマと演習を一から設計します。
  • ワークショップまで伴走:受講者自身の商談を題材に、当社のメンバーがワークショップを進行し、成果物ができるまで伴走します。
  • 勝ちパターンの分析:商談1件ではなく、複数の商談記録を並べて分析し、自社の営業の勝ちパターンや失注要因を見つけます。

1day研修の流れ

時間帯内容
午前(座学 約2時間)営業×AIの現在地、成果が出る営業の「型」とAIの関係、現場で起きやすい抵抗感や誤解の整理
午後(ワークショップ 約3.5時間)自社の商談をAIで分析する、自社の「営業の型」を言語化する、日報・週報の自動化を設計する
総括と研修後明日からの行動計画を各自で決めます。研修後もチャットで質問に対応します(プランにより異なります)。

研修が終わる時点で、商談のAI分析レポート、営業の型を定義したシート、報告の自動化ワークフローが手元に残ります。

料金の目安

形式料金(税別)内容
1day研修 ライト30万円(20名まで)座学2時間、AI体験1時間(サンプルを使用)
1day研修 スタンダード50万円(20名まで)座学2時間、ワークショップ3.5時間、自社の商談3件の分析、研修後30日のフォロー
1day研修 プレミアム80万円(20名まで)座学とワークショップ5.5時間、自社の商談10件の事前分析、部署別の型の設計、研修後のフォロー、1か月後の振り返り
カスタマイズ型月額60万円〜企業ごとにカリキュラムを設計し、複数回のワークショップと組織への展開を伴走

21名以上の場合は、人数に応じて料金が変わります。研修用のAIアカウント(1人2,000円)と、対面で行う場合の交通費・会場費は別途かかります。研修の前に、商談の記録などの定性データと、件数や受注率などの定量データをご用意いただくと、より実務に近い演習ができます。助成金の対象になるかどうかは、研修の時間数や内容によって変わるため、ご相談の際に一緒に確認します。

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