フィジカルAI・ロボット関連の展示会・カンファレンス比較|2027年の開催日程と出展先の選び方
2027年は、フィジカルAIやロボティクスを冠した展示会・カンファレンスが年間を通じて開催されます。東京ビッグサイトや幕張メッセで開かれる大規模展示会の一部エリアとして開催されるものと、来場者を絞り込んだ単独のカンファレンスとして開催されるものがあり、出展の目的によって向き不向きが分かれます。選ぶときは、「来場者の部門と役職が自社のターゲットと合っているか」「出展後の商談化まで設計されているか」「費用と準備の負担が見合っているか」の3点を比べると、違いがはっきりします。本記事では、2027年に開催予定の主なフィジカルAI・ロボット関連イベントを整理したうえで、出展先の選び方をご紹介します。
この記事について
執筆:株式会社Growth DX
本記事は、比較対象のイベントのひとつ「Physical AI CROSS」の主催者でもある株式会社Growth DXが執筆しています。「2027年の主なイベント」と「各イベントの特徴」は、各主催者の公式サイトに掲載されている情報(2026年11月時点)のみをもとに整理しています。当社主催イベントの内容は、記事後半の「【PR】Physical AI CROSSについて」にまとめています。
フィジカルAI・ロボット関連イベントが増えている背景
製造・物流・建設・サービスの現場では、人手不足を背景に、ソフトウェアだけのDXから、ロボットや自律的に動く機械を現場に実装する段階へと関心が移っています。こうした流れを受けて、既存の大規模展示会の中にフィジカルAIを冠したエリアが新設されたり、フィジカルAIに特化したカンファレンスが立ち上がったりしています。出展を検討する企業にとっては選択肢が増えた一方で、「どれに出れば商談につながるのか」が見えにくくなっているのも実情です。
2027年の主なフィジカルAI・ロボット関連イベント
| 開催時期 | イベント名 | 会場 | 形式 |
|---|---|---|---|
| 2027年2月17日〜19日 | ロボデックス/フィジカルAI World(ファクトリーイノベーション Week内) | 東京ビッグサイト | 大規模展示会 |
| 2027年2月18日〜19日 | フィジカルAI・ロボット展(NEXT BUSINESS EXPO内) | 東京国際フォーラム | 複合型展示会 |
| 2027年3月2日 | Physical AI CROSS(BtoB Growth EXPO) | 有明セントラルタワーホール | 領域特化型カンファレンス |
| 2027年4月14日〜16日 | フィジカルAI開発 World(インダストリアル JAPAN内) | 東京ビッグサイト | 大規模展示会 |
| 2027年4月・6月・10月 | 製造業×フィジカルAI展(ものづくり ワールド内) | 名古屋・東京・大阪 | 大規模展示会 |
| 2027年8月4日〜6日 | フィジカルAI・ロボット EXPO 2027(次世代ものづくり総合展内) | 幕張メッセ | 大規模展示会 |
| 2027年9月(予定) | Physical AI CROSS 第2回(BtoB Growth EXPO) | 東京都内(予定) | 領域特化型カンファレンス |
| 2027年12月(予定) | 国際ロボット展(iREX) | 東京ビッグサイト | 大規模展示会(隔年開催) |
※日程・会場は各主催者の公式サイト(2026年11月時点)をもとに整理しています。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
各イベントの特徴
ロボデックス/フィジカルAI World
RX Japanが主催するファクトリーイノベーション Weekの構成展です。製造・搬送の自動化や省人化をテーマに、製造業の生産・製造・物流部門や、ロボットメーカーの研究・開発部門の方を対象としています。ネプコン ジャパンなどと同時開催され、幅広い来場者との接点をつくりやすいイベントです。
フィジカルAI・ロボット展(NEXT BUSINESS EXPO)
東京国際フォーラムで開催される複合型展示会の一エリアです。工場や物流センターの責任者、設備投資を担当する役員、SI企業、医療・介護施設の技術担当など、幅広い現場の担当者を対象としています。
フィジカルAI開発 World/製造業×フィジカルAI展
いずれもRX Japanが主催する大規模展示会の構成展です。フィジカルAI開発 Worldは、産業機器やロボットの開発者、設計・研究部門を主な対象としています。製造業×フィジカルAI展は、名古屋・東京・大阪で開催され、製造業の生産技術・工場管理部門や、ロボットSIerの来場が見込まれます。
フィジカルAI・ロボット EXPO 2027
2027年8月に幕張メッセで初開催される展示会です。次世代ものづくり総合展の構成展として、製造業の生産技術、設備保全、DX推進、経営企画部門などを対象としています。来場は事前登録制で無料です。
国際ロボット展(iREX)
隔年で開催される、国内最大級のロボット専門展示会です。産業用ロボットからサービスロボットまで、幅広い製品が出展されます。
Physical AI CROSS
株式会社Growth DXが主催する、フィジカルAI・ロボティクスに特化した1日開催のビジネスカンファレンスです。来場をお申し込みいただいた方の情報を事務局で確認したうえでご参加いただく形式をとっており、講演・ブース・懇親会を通じて、導入を検討する意思決定層とじっくり対話できる構成にしています。
目的別の選び方
| 出展の目的 | 向いているイベントの形式 | 確認したいポイント |
|---|---|---|
| 認知を広げたい、実機を多くの方に見てほしい | 大規模展示会 | 来場者数、同時開催展、ブースの施工条件 |
| 導入を検討する意思決定層と商談したい | 領域特化型カンファレンス | 来場者の部門・役職の内訳、事前アプローチの有無 |
| PoCに協力いただける企業を探したい | 領域特化型カンファレンス | 懇親会など、対話の時間が設けられているか |
| SI企業やメーカーとのアライアンスを広げたい | 両方の組み合わせ | 出展企業の顔ぶれ、ネットワーキングの機会 |
出展前に確認したいこと
- 来場者の業種・部署・役職の内訳が、自社の商談相手と合っているか
- 来場予定者へ事前にアプローチできる仕組みがあるか
- 講演・ピッチ・ブースなど、出展のかたちを選べるか
- 出展料以外に、施工費・装飾費・人件費がどのくらいかかるか
- 開催後のリード提供やフォローの範囲がどこまでか
よくある質問
フィジカルAI・ロボット関連の展示会は、2027年にいくつ開催されますか?
本記事で整理した主なものだけでも、2027年2月のロボデックス・フィジカルAI World、フィジカルAI・ロボット展から、4月のフィジカルAI開発 World、8月のフィジカルAI・ロボット EXPO 2027、12月の国際ロボット展(予定)まで、年間を通じて複数のイベントが開催されます。大型展示会の一部エリアとして開催されるものと、単独のカンファレンスとして開催されるものがあります。
大規模展示会と領域特化型カンファレンスは、どちらに出展すべきですか?
認知を広げたい、実機を多くの方に見ていただきたいという場合は大規模展示会が向いています。導入を検討している意思決定層と具体的な商談をしたい、PoCに協力いただける企業を探したいという場合は、来場者を絞り込んだ領域特化型カンファレンスが向いています。年間の計画の中で両方を組み合わせる企業も多くあります。
SI企業やセンサー企業でも出展する意味はありますか?
あります。フィジカルAIやロボットの導入は、メーカー単独ではなく、システムを構築するSI企業や、センサー・制御技術を持つ企業と組んで進むケースが多いためです。導入検討企業との商談に加えて、メーカーとのアライアンスや技術交流の場としても活用できます。
出展費用の目安はどのくらいですか?
大規模展示会では、出展料に加えて施工費・装飾費・人件費がかかり、数百万円規模の予算が必要になることも少なくありません。領域特化型のカンファレンスでは、ブースの備品が用意されていて、数十万円から出展できるものもあります。Physical AI CROSSの出展費用は50万円からです。
出展の効果を高めるために、事前に準備しておくことはありますか?
当日の名刺交換だけで終わらないよう、来場予定者への事前アプローチ、セッションからブースへの誘導、開催後のフォローの担当と期限をあらかじめ決めておくことをおすすめします。
まとめ
フィジカルAI・ロボット関連のイベントは、2027年にかけて選択肢が大きく広がっています。認知を広げたいのか、具体的な導入案件につながる接点を増やしたいのかによって、選ぶべきイベントは変わります。大規模展示会と領域特化型のカンファレンスを組み合わせて、年間の出展計画を立ててみてはいかがでしょうか。
【PR】Physical AI CROSSについて
開催概要
開催日時:2027年3月2日(火)11:30受付開始〜19:00頃終了(予定)
会場:有明セントラルタワーホール&カンファレンス 4階(東京都江東区有明3-7-18)
想定来場者数:400名
主催:株式会社Growth DX
出展のかたちと特徴
当日は、基調講演・スポンサーセッション、最大30社程度の企業ブース、来場者と出展企業が交流できる懇親会(抽選式)をご用意しています。出展のかたちは、セッション登壇、サービスピッチ、ブース出展の組み合わせから選んでいただけます。ブースにはシステムパネル、社名板、テーブル、椅子をご用意しているため、大がかりな施工をせずに出展いただけます。メーカーだけでなく、SI企業、FA関連企業、センサー関連企業の皆さまにもご出展いただいています。
料金の目安
出展費用は50万円からとなっており、登壇の有無やリード提供の内容に応じて複数のプランをご用意しています。件数保証型のリード提供プランでは、リード獲得単価5,000円を目安としています。各プランの詳細は、以下の出展企画書でご確認いただけます。